水道水、飲める?飲めない?
一般的に、オーストラリアの大都市部の水道水は高い基準を満たしており、
飲用に適しています。処理施設で塩素などの消毒が行われ、
さまざまな汚染物質が除去されています。
軟水と硬水とは?
軟水
・硬度イオン濃度が低い水で、主にCa(カルシウム)とMg(マグネシウム)の
合計濃度が60mg/L未満
中硬水
・硬度イオン濃度が中程度の水で、Ca+Mgの
合計が60〜120mg/L程度
硬水
・硬度イオン濃度が高い水で、Ca+Mgの
合計が120mg/L以上と高濃度
軟水と硬水のメリット、デメリット
軟水のメリット
・石けんやシャンプーが泡立ちやすく、洗浄力が高い
・肌や髪への刺激が少なく、やわらかい仕上がりになる
・衣類の色落ちや硬化が防げ、長持ちする
・配管内にスケールが溜まりにくく、詰まりを防げる
軟水のデメリット
・ミネラル分が少ないため、硬水を料理で使用するよりも味が淡白になりがち
・長期的に硬水よりもミネラル、カルシウム不足になるリスクがある
硬水のメリット
・カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が豊富で、料理などに使用すると美味しくなります。
・ミネラルを多く含むため、健康に良い。
硬水のデメリット
・石けんや洗剤などの洗浄力が低下する
・髪の毛やお肌にベタつきを感じやすく、硬水で髪を洗うとガシガシになりやすい。
・衣類の色落ちがしやすくなる。
・硬水下痢を引き起こす可能性がある
オーストラリア主要都市の水道水
QLD クイーンズランド州
中硬水
ブリスベン
Brisbane: ブリスベンの 水道水 は中硬水で、硬度は80-100 mg/L程度です。
ケアンズ
Cairns: ケアンズの水道水 は中硬水で、硬度は60-120 mg/L程度です。
NSW ニューサウスウェールズ州
軟水
シドニー
Sydney: シドニーの水道水は軟水で、硬度は50-60 mg/L程度です。
ニューカッスル
Newcastle: ニューカッスルの水道水は中硬水で、硬度は100-120 mg/L程度です。
VIC ビクトリア州
軟水
メルボルン
Melbourne: メルボルンの水道水は非常に軟水で、硬度は10-30 mg/L程度です。
SA 南オーストラリア州
硬水
アデレード
Adelaide: アデレードの水道水は硬水で、硬度は100-200 mg/L程度です。
WA 西オーストラリア州
硬水
パース
Perth: パースの水道水は硬水で、硬度は高いところで150-250 mg/L程度です。
TA タスマニア州
軟水
ホバート
Hobart: ホバートの水道水は非常に軟水で、硬度は10-20 mg/L程度です。
NT ノーザンテリトリー州
中硬水、軟水
ダーウィン
Darwin: ダーウィンの水道水は中硬水で、硬度は40-80 mg/L程度です。
ACT オーストラリアキャピタルテリトリー
キャンベラ
Canberra: キャンベラの水道水は軟水か中硬水で、硬度は60-80 mg/L程度です。
その他の主要都市では、中硬水か軟水であるため比較的日本と似ているかと思われます。
その都市の中でも、地域によって差があるようなので注意してください!
日本人は硬水か軟水どちらに適している?
日本人はズバリ、軟水です!
日本のほとんどの地域で水道水は軟水であるためです。
ミネラルウォーターも軟水なので、軟水が飲み慣れています。
海外などで硬水の水道水を飲むと、ミネラルがいつも飲んでいる軟水より豊富なため、お腹がゆるくなったり、
硬水下痢といった症状が出る方もいるそうです!
オーストラリアの水道水についてまとめ
結論から言いますと、オーストラリアで水道水は飲めます!
主要都市であれば飲むことがほとんど飲むことができると思います。
ただ、硬水の地域であれば日本人は少しお腹が緩くなったり、
硬水下痢など症状が出る方もいます。
硬水の地域でも、飲み続けていたら対応するらしいですけど
体質的に受け付けない方は、硬水の水道水を飲み続けると
硬水下痢などの症状が続くみたいなので、気をつけてください!
とても体調面が気になる方などは、ブリタなどの浄水器を使用するか
水をスーパーなどで買いましょう!!
オーストラリアの水道水は地域差がありますので
ご注意ください!
ブリタの浄水器
ブリタはウールワース、コールスで売っています↓
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さらにフィルターも交換式で、二つ入りで$31です。
高いです。。
でも、たまにポットもフィルターもハーフプライスになっているので
その時を狙って購入しましょう!!
お金がなくて節約したい方などは、
図書館のトップアップできる水などは軟水化された水などが多いので
困った時はそちらの水を汲みに行くのもいいかもしれません。
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