シドニーでアスベストが検出されました。アスベストとは?

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2024年2月13日のニュース

『Everywhere the asbestos-tainted mulch has been found in Sydney』

『More dangerous form of asbestos found in Sydney park』

『Inner Sydney park closed as dangerous friable asbestos found in garden bed mulch』

2月中旬ごろからこんな記事が出始めました。

内容はアスベストがシドニーの公園で発見された、その為公園が封鎖された、危険なアスベストが発見されたという記事でした。

 

アスベストとは(asbestos)

石綿(アスベスト)は、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。その繊維が極めて細いため、研磨機、切断機などの施設での使用や飛散しやすい吹付け石綿などの除去等において所要の措置を行わないと石綿が飛散して人が 吸入してしまうおそれがあります。以前はビル等の建築工事において、保温断熱の目的で石綿を吹き付ける作業が行われていましたが、昭和50年に原則禁止されました。

その後も、スレート材、ブレーキライニングやブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材などで使用されましたが、現在では、原則として製造等が禁止されています。
石綿は、そこにあること自体が直ちに問題なのではなく、飛び散ること、吸い込むことが問題となるため、労働安全衛生法や大気汚染防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律などで予防や飛散防止等が図られています。

引用  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/sekimen/topics/tp050729-1.html

 

オーストラリアのアスベスト

オーストラリアは、かつてアスベストの大規模な生産国であり、特にクロシドライト(青アスベスト)やクリソタイル(白アスベスト)などが採掘されていました。自然に存在するアスベストは、特に西オーストラリア州のクロカダイルという地域やニューサウスウェールズ州のバラバ地域などで見られます。

自然に存在するアスベストへの対応

オーストラリア政府は、自然環境に存在するアスベストが人々の健康に与える潜在的リスクを認識しており、対応策を講じています。これには、アスベストが自然に露出している地域の特定、公衆の教育、適切な管理と除去のガイドラインの提供が含まれます。

アスベストを吸い込むとどうなる?

肺がんを起こす可能性があることが知られています。

潜伏期間は15年から20年と言われています。

体内に長く滞留していき病気の原因になるみたいですね😨

気をつけること

アスベストは目に見えないくらいの細かい繊維ですので目で確認することはできません。
気をつけることは倒壊している建物や古い建物の取り壊しの際にアスベストが飛散する恐れがあるので
そういった場所には近づかないようにする。
アスベストの注意書きを発見したらできる限り近づかないようにしましょう。


こんな感じで仕切りがされていたりDANGER ASBESTOSなどのサインがあります。

実際に発見された場所を発見💡

シドニーCBDのHydePark近くの教会の裏に

実際にアスベストが発見されたという張り紙を見かけました。

 

こんな感じで柵に囲まれていてDANGERと書かれていました。

この公演は芝生以外のスペースはほぼ柵で囲まれていてちょっと危険な感じで怖いですよね💦

 

 

 

アスベストの見つかった場所のMAPはこちらから確認できます
Asbestos mulch locations: full list and map of sites in Sydney where asbestos has been found
Hundreds of sites including schools are being investigated by the EPA for asbestos removal amid the contaminated mulch c...

このURLからどこでアスベストが発見されたのか地図で確認ができます。

 

 

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